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プロジェクトの活動報告・イベント案内など

茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

カテゴリー「イベントの案内・報告」の記事一覧

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ブラッシュアップ講習会

約一ヶ月前になりますが、7月23・24・31日の3日間、ブラッシュアップ講座が開かれました。

今回の講座は「インタープリターの方のスキルアップ」や「新たなインタープリターの育成」を目的として開かれたものです。

私達メンバーの中で、大学院生はお手伝いとして、学部生は参加者として参加しました。




23日の午前中は山陰海岸ジオパークでインタープリターとして活躍されている今井裕子さんと、茨城大学名誉教授の田切美智雄先生による座学を行いました。

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今井さんからはインタープリターの役割や意識すべき点を、実際の体験を交えながらわかりやすく教えていただきました。

また、田切先生からは茨城県北に分布する地層について教えていただきました。

どちらのお話も、より充実したもので、座学と言えども実践的でした。私自身にとっても非常に勉強になりました!




午後は2つの班に分かれてツアー企画を行いました。

CIMG0501-s.JPG










ここで計画したジオツアーを2・3日目で実践するわけです。

どのポイントを回るか、どんな説明を行うか、時間配分はどうするか・・・など、まさに実際のジオツアー計画の話し合いです。

写真から感じ取れると思いますが、皆さん真剣に話し合っていました。




そして2・3日目は実際のジオツアー。2日目は大子・常陸大宮、3日目は日立地域のツアーを行いました。
私は2日目の大子・常陸大宮ツアーに参加しました。

CIMG0515.JPG










インタープリターの皆さんによる文化・植物・特産品の説明は、非常に厚みがあり、ツアー参加者の立場であった私もとても楽しかったです!

また、説明で使用する小道具を用意するなど、ジオツアーに向けてしっかり準備をしてきた印象も受けました。参考にすると同時に尊敬しました!




これから県北ジオパークが日本ジオパーク認定を目指すためにも、また、認定された後に地域活性化を目指す上でも、インタープリターの方々の協力が必要不可欠です。

私達プロジェクトも、今までのツアーを見直し、より満足していただけるジオツアーを作っていきたいと思います。
(小畑)
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茨城県北ジオパーク設立に向けて、公開審査が終了。


5月23日に公開審査が行われました。
今は震災からの復興でジオパークどころではないのでは?という質問にに対して、今だからこそ何とかやり遂げるべきだと答え、力強いプレゼンをしてくださった高萩市の市長。

4年前はジオパークのセッションすら無かったのに、現在は椅子に座りきれず立ち見の人が入り口の外に溢れるほど。

でも、住民の認知度はまだまだ低いのが現状です。
プロジェクトでは地学の普及のためにもジオパークのことを広めていきます。

現在、今までに無い新しいターゲットにも目をつけています。
教育や趣味を通じて地学の面白さや重要さを知ってもらえると良いです。

また、この日プロジェクトの活動についてポスター発表を行いました。
プロジェクトを代表してポスター作成から説明を頑張ってくれた小畑くん、お疲れ様でした!!!



サイエンスカフェに参加してきました。

17日、プロジェクトメンバー3人で、サイエンスカフェ水戸主催のサイエンスカフェに参加してきました!
 
サイエンスカフェとはカフェのような雰囲気の中でサイエンス(科学)のテーマについて語り合う場です。まさにその名の通りです。
 
今回、なんとサイエンスカフェの第一回目だそうです。テーマは「カフェでジオパークについて語ろう」。ゲストとして理学部の天野先生が招待されました。
 
サイエンスカフェの会場は「Cafe&Gallery Gurunpa(ぐるんぱ)」。カフェだけでなく、さまざまなカルチャー教室も開催しているそうです。外装がとてもかわいらしいお店でした。
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会場内は下のような様子でした。サイエンスカフェが開かれている時は、話に集中して写真が撮れなかったため、写真は開始前の様子です。ここで今回参加された約20名がジオパークについて語り合いました。

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サイエンスカフェの最中にはケーキと飲み物が配られました。今回のテーマに合わせて、地層をイメージしたケーキなのです!!更にいくつかのケーキには化石(くるみやレーズン)が入っているとか。ワクワクしながらケーキを頂きました(残念ながら自分のケーキには入っていませんでした…)。
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参加者の方は地学について詳しい方から一般の方まで様々でした。中には親子で参加された方もいらっしゃいました。
 
 
参加者の方からは「茨城県の地質の見どころは?」や、「どのポイントがオススメですか?」という質問だけでなく、「他県からどのようにしてお客さんを呼ぶか。」や「各ポイントでの看板作りについて、どのようにするか。」など掘り下げた話まで出てきました。私たちプロジェクトメンバーにとっても非常に勉強になりました。
 
 
今回のように、皆さんがジオと接するきっかけがあれば良いなーと思いました。私たちプロジェクトも様々な企画を考え、ジオパークをもっと広めて、そして茨城を活気付けて行きたいと思います!


サイエンスカフェ・水戸http://cafemito.exblog.jp/
Cafe&Gallery Gurunpa(ぐるんぱ)http://gurunpa.net/


(小畑)
 



12月12日(日)、千波湖にてtwitterジオツアーを開催します。

■twitterジオツアーとは
twitterジオツアーは、案内人がジオサイトを巡りながらtwitterにて見どころを紹介することで、遠い、日程が合わない等の理由で、普段ツアーにご参加できない方々にもジオツアーの魅力をご体験いただけるイベントです。

■千波湖twitterジオツアー
茨城県水戸市内にある千波湖は、隣接する偕楽園と合わせた総面積で、都市公園としてアメリカ・ニューヨークのセントラルパークに次ぐ世界第2位の広さを誇ります。

約2万年前の氷河時代、流れの強かった那珂川と桜川が地面を削り、水戸周辺に深い谷をつくっていました。

地球の温暖化によって海水面が上昇し、谷を海が満たします。

その後再び海はひいていきますが、那珂川が運んできた土砂などで桜川がせきとめられます。行き場を失った水流がつくった浅い沼が、千波湖の原型となりました。

時代は流れ平安時代末期、平氏の流れを汲む馬場資幹(ばばすけもと)により、那珂川と千波湖を天然の堀に利用した馬場城が築城されます。馬場城は後に水戸城と呼ばれ、水戸徳川家の居城となりました。

千波湖畔に建てられた藩校・弘道館は尊王攘夷思想を含む「水戸学」の舞台となり、幕末の維新志士たちに決定的な影響を与え、明治維新の原動力となっていくのです。

今回のツアーでは、千波湖畔の地層や史跡を通して、この湖を巡る大地の記憶と日本の物語をご案内します。

※twitter上のみでの開催となります。

■日 時: 2010年12月12日(日)13:00~16:00(小雨決行)
■参加費: 無料
■対 象: 大地と人の歴史がつながり紡ぐ物語にご興味のある方
■定 員: 何名でも
■申 込: 不要 
■主 催: 茨城大学 地質情報活用プロジェクト
■参加方法: 
  1. こちらよりtwitterにご登録(無料)ください。
  2. 登録したアカウントでtwitterにログインしたら、ハッシュタグ「#geotour」と検索し、本イベントについてのメッセージ(「つぶやき」と言います)を抽出して表示します。
    • ハッシュタグとは、Twitter内で同じタグのついたのコメントをまとめるグルーピング機能のようなものです。
    • アカウント「IbaGeo」にて中継を行います。
  3. 画面上部の「いまどうしてる?」の欄に、「 #geotour」(最初に半角スペース)と入れてから140字以内でメッセージを続けてください。(例:「こんにちは、今日は千波湖のツアーを楽しみにしています! #geotour」)
  4. つぶやかれたあなたのご意見やご感想は、ツアーの案内人や、あなたと同じようにwebでイベントに参加している方々に共有され、全国いろいろなところにいる方々と同時にツアーを楽しめます。

※実況を見るだけなら、登録は不要です。こちらをご覧ください。

※これまでに行われたtwitterジオツアーの様子は、茨城県北ジオパーク構想のページをご覧ください。(外部リンク)

サイエンスアゴラ報告

1週間以上前の話になりますが・・・・・
 
1120日、21日に東京お台場の国際交流大学村で開催された、サイエンスアゴラに出展してきました!!
 
今回の出展では、県北ジオパークに関するポスターの展示や、これまでプロジェクトで作成した茨城県内10地域の地質観光まっぷの配布を行いました。
 ブースには、老若男女問わず、幅広い世代の方がきてくれました。特に親子連れが多かった印象を受けます。これは影の立役者、アノマロカリス君とマンモス君の力が大きかったと思います。彼らの集客力には思わず脱帽してしまいました()
 

Photo1.jpg

 
さて、来場者の皆さんには様々な意見を頂きました。その一部を紹介したいと思います。
「ジオパークって何ですか? 具体的にどう地域振興に活かせるの?」
「小中高生向けのツアーは行っているの? あったらぜひ今度行って欲しい!!」 
「来年の子どもの自由研究に使いたい!! どこの地域がおすすめなの!?」
「各地域のマップにキャラクターがいるのは、親しみやすさがあって面白い」
 
中でも自分が一番印象を受けた意見が、
「最近、歴史上の人物のキャラクターが好きになって、興味を持つようになった歴女がいるのだから、ジオパークも各地域に沿ったオリジナルキャラクターを作って、そこからジオに興味を持ってもらうというのも一つの手かも!!」というものでした。
確かに、ジオツアーに参加してもらう以外の手段としてありなのかなと思いました。地学と縁がなかった幅広い層の人達に、興味を持ってもらえる可能性もあって、なかなか面白いと個人的に思いました。
 
このイベントでは、地学以外に化学、生物、物理分野などの展示が行われていました。どのブースも、一般の方に興味を持ってもらえるようなわかりやすい説明で、自分がブースで説明する時の参考になりました。
 
今回のイベントでは、プロジェクトOBのMさん、Iさんをはじめ、多くの茨大OBの方がかけつけて下さりました。お忙しい中貴重な時間を割いて来て頂き、本当にありがとうございました。そして1日目のお酒、ごちそう様でした()
  

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地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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