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茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

カテゴリー「イベントの案内・報告」の記事一覧

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五浦海岸ツアー

11/19、茨城県北ジオパークのインタープリター養成講座4日目「五浦海岸ジオツアー」が行われました。
当日は生憎の天気となってしまいましたが、講座を修了したインタープリターによる色々な切り口からの解説に参加者は熱心に耳をたてていました。

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今回は五浦海岸ジオツアーということで、はじめに茨城大学五浦美術文化研究所で五浦の地形と震災による被害についての解説を受け、その後昼休憩をはさみ天心記念五浦美術館へ場所を変え天心の功績やそれにまつわる美術作品を鑑賞し、最後に「忘れじの碑」前で戦時中この場所からアメリカへ飛ばされた風船爆弾とそれにまつわる大津の地質の解説を受けて解散というスケジュールで行われました。
五浦美術研究所は本来休業中ですがご厚意により入場させていただく事ができました。この場所を襲った津波は高さ11mにも達したと言われ、五浦海岸の美しい景観の代表であった六角堂はその際流出してしまいました。
今回はその六角堂があった場所に立つこともでき、建物内にいるような視点から五浦海岸の炭酸塩コンクリーションによる地形の解説を受けました。
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美術館では研究所で見聞きした話を美術的な観点から振り返ることができました。展示以外にもビデオ上映によって岡倉天心の半生を学べ、芸術とジオの織りなす物語を紐解くことができました。
忘れじの碑では、風船爆弾の仕組みとそこに関わる地質の以外な話をインタープリターの手作りによる資料を使いながらの解説を受けました。
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この場所からどうやって風船をアメリカまで飛ばしたのか、どうしてここから飛ばされたかが分かったのか、非常におもしろい話を聞くことができました。
 
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悪天候に悩まされた一日でしたが、「雨天の中でジオツアーを行う」というシチュエーションを体感する良い機会になりました。
ツアー時の参加者の安全性や日程のやりくりなど、将来この講座を修了したインタープリターが同じようにツアーを行う際の注意点を再確認する事ができたという部分を含めた有意義な講座になったと思います。
参加者の皆さん、そして解説を担当してくださったインタープリターの皆さん、お疲れさまでした。
(池上)
 
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袋田・竜神峡ジオツアー

 ご無沙汰です。畑中です。
 
11月5日、今にも雨が降り出しそうな空模様の中、茨城県北ジオパークインタープリター養成講座「袋田・竜神峡ジオツアー」が開催されました。
 
今回のジオツアーに参加してくださった方々はなんと約50名!
三つの班に分かれていただいたのですが、一つの班に15名弱!
第3班の案内人を努めさせていただいた私ですが,人数の多さに気合いが入りました。

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当日、まずは大型バスで袋田の滝近くまで移動し、袋田の滝を目指しました。
 
「あの川岸に出ている斜めの地層は何?!」
「ここの山のことなら何でも知ってるぞ!」
 
移動中にも参加者の方々からたくさんの質問やご意見(笑)が飛び交いました。
皆さん元気たっぷりです。


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袋田の滝の水量はそれなりにありました。
紅葉狩りには少し早いかなという感じでしたがそれでも色あせていく木々と滝との景色はとても綺麗でした。
要所要所で解説してくださった先生のお話を興味津々でお聞きになっていたのが印象的です。
 
 
次に竜神峡まで大型バスで移動し、大吊り橋を渡りました。
大吊り橋を渡り終えた場所にあるジオサイトの看板を初めて見ましたが、なかなかの出来ですね!
看板を使用しての先生の解説時には、一般の方々も集まってきて興味深そうに解説を聞いていました。
植物の講義を受けた後には、両手いっぱいの植物の葉っぱを持っている方もおり、各々ジオツアーを楽しんでいるようでした!
 
実際に葉っぱを手にしての植物の講義は私も興味津々で、葉っぱを見る際の注意点や見分け方など、とても新鮮でした。
自分の研究と重ねてみて、種類を見分ける時に見るポイントは植物に限らず似たようなもんだなぁと思ったり。笑
 
 
班員の方々をしっかりまとめることが出来たかはさておき(笑)、私自身もジオツアーを楽しんでしまいました!
また、参加者の方々も各々何かを勉強して知識を習得した様子でした。
 
今回参加してくださった方々は、近いうちに今度は逆の立場「案内人」として、このジオツアーで習得した知識を一般の方々にお話しされることを期待しています! 
(畑中)
 

インタープリター講習会

お久しぶりです、プロジェクトリーダーの花川です。今回は11/5に行われた茨城県北ジオパークインタープリター講習会(二日目)のお話です。
 
と、本題に入る前に、皆さんはインタープリターとはなにかご存知ですか?インタープリターを日本語に直訳すると「解釈する者」となります。ジオパークにおけるインタープリターとは、難解な地学の現象を一般の方に分かりやすいように翻訳する「地質翻訳者」のことを指します。茨城県北ジオパークでは日本ジオパークに認定される前からおよそ年に一回、茨城県北ジオパークインタープリターを養成するための講習会を開いています。
 
今回の講習会では茨城県の動植物や文化について茨城大学の教授や五浦美術文化研究所の方々からお話を伺いました。
それぞれの詳しい内容の紹介は省略しますが、茨城に発達する落葉広葉樹林と常緑広葉樹林や県内の希少な動物たち、そして茨城が誇る芸術家岡倉天心が五浦を生涯の地と定めた理由など多くのことを学びました。茨城を知るって面白い!
 
この講習会の翌日には実際に袋田と竜神峡でジオツアーを行いました。そのお話は次の記事で紹介致します。
 
 
(花川)

日本地質学会水戸大会のおもひで

暑さもおさまり秋の気配がしてきました。皆様いかがお過ごしでしょうか。一昨日まで風邪で寝込んでいたプロジェクトリーダーの花川です。少し遅くなってしまいましたが、先月茨城大学で行われた地質学会の水戸大会のご報告を。
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水戸大会の旗です。当日は全国から様々な大学が来ていました。ポスター発表では茨城大が優秀賞をなんと4つも!プロジェクトメンバーの畑中も受賞者の一人です。プロジェクトのポスターは残念ながら・・・。
 
今年は茨城県北ジオパークが認定されたこともあり、ジオパークのセッションも大変賑わっていました。この調子で全国にジオパークが広まっていく事を願います。
 
来年の地質学会でまたお会いできたらいいですね!
(花川)

日本地質学会水戸大会で発表します!

はじめまして。
地球環境科学コース4年の伊佐です。
 
早速ですが、
 9月9日(金)~11日(日)の三日間、
日本地質学会第118年学術大会(水戸大会)”
が茨城大学にて開催されます。
 
茨城大学ということは、私たちが参加しない手はない!
ポスター発表すべく、ただいま製作中でございます。
 
内容としては私たちの活動を知ってもらえるように、
地質観光マップの作成・ツアーの実施・USTREAMの活用など
わかりやすく紹介し興味をもてるものにしたいと思っています。
 
■発表日時・場所
日時:9月10日(土) 13:00-14:00
場所:茨城大学茨苑会館
 
今大会は3.11の地震やイトカワについての発表が注目されていますが、
このブログを読んだ参加者の方々は
私たちのポスター発表にも注目してもらえたらと思います!
 
(伊佐)

地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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