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茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

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まっぷ鋭意作成中

お久し振りです。学部二年の椎名です。
前回のブログから約三ヶ月が経ち、前回の自分のブログで紹介させてもらった袋田の地質観光まっぷも完成に近づいているようです。

そして、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんが、地質観光まっぷを使った、袋田周辺の地質観光ツアー(ジオツアー)が今月の16日日曜日に催されることになりました。

詳しい案内などは、地質情報活用プロジェクトホームページ内にあるので、こちらをご覧下さい。



さて、先日、完成間近の袋田の地質観光まっぷをみせていただいたのですが、袋田周辺には地質の見所のほかにも、名産品や特産品などが多いことを改めて知りました。
調査に参加したとき、袋田の滝からの帰り道、鮎を売っているお店が多く、袋田といえば鮎、というイメージが強かったのですが、ほかにもそばやりんごなど、さまざまな名産品、特産品があるようです。そばといえば、調査のときもそばをお昼にいただいたな、と思い出していたりします。

宣伝、というわけではありませんが、袋田で地質観光をなされる場合は、是非袋田のそばを食べて見てください。お勧めします。


話は変わりますが、ここからは茨城大学で11月15日、16日の土曜、日曜に茨苑祭(学園祭のようなもの)が開かれるので、そのようなものがある紹介を。

olk.JPG
今年で59回目を迎える茨苑祭、テーマは疾走(しっそう)ということで、ポスターもそれらしくなり、学校の大部分(とくに学生)が茨苑祭に向けて、準備に追われているようです。また、当日にはさまざまなイベントが企画されているようで、自分自身楽しみにしています。


16日は袋田のジオツアーと重なってしまいますが、もし時間と興味のある方は立ち寄って見てください。
(椎名)
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五浦の調査に行ってきました!

五浦周辺の地質観光マップを作成するため、現地調査をしました。
調査といっても、一般の方が見やすい露頭を探すことが主な目的でした。


茨城県北茨城にある五浦海岸は、砂浜も少し見られますが、海食崖や岩礁が広がる海岸です。その景色は美しく、日本の有名な画家、岡倉天心を魅了したことでも有名です。


五浦周辺では、亀ノ尾層・九面(ここづら)層・大津層の観察ができます。


大津漁港では、多賀層群大津層の大きな露頭が見られました。この露頭に近づくことは出来ませんでしたが、10mくらい離れた所からでも層理が確認できます。

この港では、しらすやいわしが多く揚げられるそうで、帰る途中に大量のしらすを天日干ししているのを見ました。


この日は晴天に恵まれ、岬公園あたりから望む海の景色が最高でした!!
CIMG1122.JPG
(写真の右側に六角堂が写っています)


今後は、多くの方に地質に興味を持ってもらえるような観光マップを作れるよう話し合っていきます!
(滝本)

「湖ふぐ」って何?

先日、日経新聞に霞ケ浦に関する面白い記事が載っていました。


養殖ナマズ「湖ふぐ」・・・


ナマズなのにふぐ?
ということで読むと、つまりこういうことだそうです。

2000年頃にナマズを食べる習慣のある地域向けに、食用にアメリカナマズの養殖を始めたそうです。ところが台風のときに逃げ出し、霞ケ浦で繁殖、そして在来魚に被害が・・・。

増えすぎたナマズをどうにかしようと考えた結果、「食べよう」となったみたいです。で、ナマズだと名前で嫌がる人もいるから「湖(かわ)ふぐ」という愛称も付けて。評判は上々のようですね。


そういえば地質観光まっぷの配布にご協力頂いたあたりや食堂さんにも、ナマズをつかったメニューがありました。

あたりや食堂さんでは、霞ケ浦で採れるワカサギをつかったメニューなど、霞ケ浦の幸を堪能できますよ。

あたりや食堂さん↓
CIMG7754.JPG

霞ケ浦周辺を訪れた際には、ぜひ「湖ふぐ」を食べてみては?
(伊藤)


大子地域の調査報告

今年度、地質情報活用プロジェクトに参加する学部2年の椎名です。
よろしくお願いします。


8月3日日曜日に、茨城県北部の大子町にある袋田の滝を中心とする地域の地質観光まっぷを作るため、地質情報を集めに行ってきました。

今回は、茨城県大子町の水郡線袋田駅から、袋田の滝に向かい、再び袋田駅に戻ってくるというルートを歩きました。



1ヶ所目
まず、出発地点である袋田駅からもっとも近い露頭は、過去の土石流堆積物が堆積した場所で、見た感じは露頭の表面がゴツゴツしていて、露頭に近づいて観察するとさまざまな大きさの石があるのがわかります。

近くで見た露頭です。
065a0dc9.JPG


2ヶ所目
このポイントは、おそらく土石流で運ばれてきたのだろうと思われる岩が川の中にひとつ、ポツンとあるのが見える場所でした。


3ヶ所目
駅から滝へ向かう道からそれた場所にあるこのポイントは、堆積した地層が斜めになっているのを見ました。川を挟んでしか観察ができないのですが、それでも層理が斜めになっているのがわかります。


4ヶ所目
袋田の滝です。
 f201dc16.JPG

滝の後ろに見える黒い岩がかつての水中火山の噴出物で、滝を展望できる場所の近くに同じような岩を近づいて見ることができる場所がありますが、そこでは角ばった岩が積み重なっているのを見ることができます。


この後、来るときと同じルートを歩いて袋田駅まで戻り、今回の調査は終了になりました。

個人的には、何度か訪れたことのある袋田の滝でしたが、改めて袋田の滝がどのようにできたのかを考えながら歩くことができ、充実した一日になったと思います。

2008年度リーダーあいさつ

どうもはじめまして。
地質情報活用プロジェクト2008年度リーダーの岡本です。


さて、このプロジェクト、一般に馴染みの少ない「地質」というものを広く知ってもらうため、ひいては大好きになってもらうために、2007年度に立ち上げられたものです。


皆さん、「地質」がいま脚光を浴びていることをご存じですか?
“地質”はこれまで防災や地域開発などに活かされてきましたが、最近では観光資源や生涯学習といった面にも活用していこう!という動きが起こっているのです。


その最たるものが、ユネスコが提唱した「ジオパーク」です!!

「ジオパーク」とは、地質をメインテーマにして、さらにそこで育まれた自然や文化にも注目したテーマパーク(一種の自然公園)のことです。現在、ヨーロッパや中国では「ジオパーク」の活動が盛んですが、ここ日本では馴染みが薄く、ユネスコから承認された「ジオパーク」はひとつもありません。


そこで、“日本にも「ジオパーク」を!”をスローガンに、このプロジェクトは活動しています。




では、具体的にどんな活動をしているのか。


中心となっているのは、地元茨城での「地質観光まっぷ」作りです。茨城県の面白い地質を調査し、一般の方々にもわかりやすいかたちで「観光マップ」としてまとめています。

昨年度は筑波山周辺と霞ヶ浦周辺の「地質観光まっぷ」を作成しました。(プロジェクトHPからダウンロードできます。

現在は、水戸千波湖周辺、ひたちなか平磯周辺、大子袋田周辺、北茨城五浦周辺の「地質観光まっぷ」を鋭意制作中です!


また、完成した「地質観光まっぷ」を使った観光旅行も計画しています。
一般の方々から参加者を募り、「地質観光まっぷ」に載せられた地点をみんなで巡ってみよう!というステキな企画です。
詳細が決まり次第、プロジェクトHPなどで参加者を募集しますので、乞うご期待!

地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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