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プロジェクトの活動報告・イベント案内など

茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

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水戸市環境フェスタ@千波湖

9月30日(日)に千波湖で行われた、水戸市環境フェスタにて我々地質情報活用プロジェクトもブースを出しました。企業、自治体など約80団体が出展していました!フェスタには家族連れが多いという噂を聞いていたため、子どもが興味を持ってくれるようにマンモスとアノマロカリスのぬいぐるみも用意しました!ジオパークの認知度向上に役立つこと間違いなし!?

当日の朝8時に正門に集合し千波湖に出発!天気は晴れ。台風が接近していましたが、影響もなく、むしろ暑いくらいでした。会場に行く前に、ネタ集めに偕楽園近くの水戸層が露出している場所に寄り道をし、試料を採取。軽くて加工しやすいため昔、笠原水道の建設に利用されたものだそうです。

会場に着くとすでに多くの団体が準備に取り掛かっていました。早速我々もブースの設置作業を始めました。初陣ということもあり、準備不足が露わになることに。ボードに張り付けるポスターやテープが無かったり、子ども寄せのためのちょっとしたお菓子なんかがあればと思ったり、いろいろ反省点がありましたがこれらは来年に活かすことにしましょう!ボードにはジオパークのパンフレットを張り付けました!机にはパンフレットを並べ、風に飛ばないように大洗の石をぶんちん代わりに使うとだいぶブースっぽくなってきました!
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なんとかブースの設置が完了するとすぐに来客が!プロジェクトの活動やジオパークの説明を四苦八苦しながらしました。先輩の説明の仕方を参考に自分なりにアレンジしつつ分りやすく話をするよう心がけました。

午前中は高校生や家族連れ、お年寄りなど幅広い年齢層のお客さんがほぼ絶えることなくブースまで足を運んでいただきました!世間話も交えつつ、いろんな方が話に興味を示してくれていたようです。パンフレットはもちろん、大洗で採ってきた石ころや朝採れたての試料、ぬいぐるみは想像以上に興味を持っていただけたと感じました。また、パンフレットを全種持ち帰って、家に帰ってゆっくり読みますなんて言ってくれた方もいらっしゃいました。

ジオパークの認知度ですが、全く知らないというような方はあまりいないように感じました。聞いたことがあるという人が意外と多く、かなり認知度が上がってきているのではないでしょうか。
一日を通してブースには約50人以上が足を運んでくださいました!
ありがとうございました!
 
最後に、フェスタにはこんな人たちもいらっしゃいました^^
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(菊田)
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日本地質学会第119年学術大会(大阪大会)に参加してきました!

 暑さがおさまり,いよいよ秋も深まってまいりました。本年度の地質情報活用プロジェクトのリーダーを務めさせていただいております,学部4年の澤畑優理恵です。

 2012/09/15(土)~09/17(月・祝)に大阪府立大学中百舌鳥キャンパスにおいて開催されました日本地質学会大阪大会の参加報告をさせていただきます。

 地質情報活用プロジェクトは大会3日目にポスター発表を行いました。

 以下が作成したポスターです!
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 題名の背景は,茨城県北ジオパークのロゴを意識し,全体として“地質”をイメージしています!(お分かりいただけますか…?!笑) 
 ポスターの両側には,茨城県北ジオパークと地質情報活用プロジェクトのQRコードを用意し,アクセスしていただけるように工夫したり,さらに地質観光まっぷを封筒に入れ,様々な方に手に取っていただけるようにしました!

41aa9b76.jpeg  コアタイムには,常に説明を聞きに来てくださる方がいて,とても充実した時間を過ごすことができました。学生によるプロジェクトの活動内容だけでなく,茨城県北ジオパークの魅力などについても聞かれることが多く,みなさんの関心の高さに圧倒されました…! 

 また,他のジオパークには学生による取り組みは少ないようで,驚かれる方がいたり,「研究をやりつつアウトリーチ活動を行うのは大変ですが,研究できちんと知識の基礎を固めているからこそできる取り組みですね。」とお褒めの言葉や励ましの言葉をいただいたりしました。 


 学会期間中,自分の興味関心がある会場でオーラルの発表を聞き,ポスターを見たりして,日本中の一流の研究者の研究を肌で感じ,研究者の方や院生の方,さらに同世代の学生との交流で多くの刺激を受けました。

 来年は仙台で開催されます。どんな発見や出会いがあるでしょうか。
 とても楽しみです!
(澤畑) 

8/5 高萩ジオツアー

前回の常陸大宮ジオツアーに続き、今回は高萩花貫渓谷)のジオツアーです。

(1)花貫ふるさと自然公園センター

こちらに集合。
花貫渓谷ジオサイトの案内板や茨城県北ジオパークに関する資料の展示を行なっています。

(2)名馬里ヶ淵
ふるさと自然公園センターから徒歩約10分、名馬里ヶ淵(なめりがふち)に到着。
この淵には、奇怪な行動をする馬をこの淵に沈めたら、急に空が暗くなり、風雨が続いて川下の野々平が流されてしまったという伝説があります。


(3)めがね橋
花貫川第一発電所第3号水路橋、通称「めがね橋」は、大正7年に花貫川を堰き止めてつくられたもので、当時最先端の技術も用いられていました。国指定の有形登録文化財です。

(4)花貫ダム

重力式コンクリートダムで、日本で数少ない「海が見えるダム」です。当日はちょっと霞んでいましたが…。

(5)コクリコ
レストランコクリコにて食事&意見交換会を行いました。
インタープリターブラッシュアップ講習会の修了証も授与。
今後のインタープリターの連携や茨城県北ジオパークの展望などを話し合いました。

(6)菊池寛実記念高萩炭礦資料館

高萩は炭礦の町として発展してきました。その歴史を身近に感じられる資料館が今年5月にオープンしました。
「山は一家なり」と呼ばれるほど、炭礦の町は一つで、学校や診療所、駐在所や浴場、プールや劇場といった娯楽施設までなんでも揃っていたそうです。

そんな深い自然と歴史を感じられた一日となりました。
(古川)

7/22 常陸大宮ジオツアー

久しぶりの更新となりました。

茨城県北ジオパーク・インタープリターブラッシュアップ講習会が今年も開催されています。

その実習の一環として、7月22日(日)に常陸大宮ジオツアーが開催されました。
茨城大学地質情報活用プロジェクトのメンバーも、補助として参加しました。

(1)辰ノ口親水公園

こちらに集合。

(2)竜ノ口展望台


辰ノ口展望台から、大宮段丘の様子が一望できます。
段によって異なった土地利用がなされています。

(3)丸山採石場

地層の重なりの様子や断層の様子を間近で観察できます。

(4)ステゴロフォドン発掘現場
2011年12月、常陸大宮市の道端の露頭から、ステゴロフォドンが発掘されました。
太古の記録が発見されたまさにその場所の採掘後の様子を観察しました。

(5)西之内和紙

今に残る和紙の紙漉きの見学を行いました。

(6)根本酒造
灯台下暗し、歴史ある酒屋さんに立ち寄り、この地で生まれた美味しいお酒を嗜みました。

(7)山方物産館
最後におみやげなども見ながら、ツアー終了です。

常陸大宮は"目玉"になるようなものがない。しかし、酒蔵でお酒を買っていったのは茨城県民。そんなツアーから、灯台下暗しの県内の人向けに地元を再発掘するツアーもいいのかな、など准教授と話しました。


企画してくださりました、常陸大宮班のみなさん、並びに、ツアー参加の皆様、お疲れ様でした。
(古川)

体験交流モデルツアー in 常陸太田

約3か月ぶりの更新になりました。お久しぶりです。


さて、3月27日(火)、体験交流モデルツアーin常陸太田に参加してきました。
私達プロジェクトは、中野区の小中学校の校長先生や教育委員会の方々に、常陸太田市で見つかった5億年の地層、竜神峡とその地質について、お話させていただきました。


午前中は5億年前の地層を訪れました。5億年前であるカンブリア紀が一体どのような時代だったのか、当時この常陸太田市がある場所はどのような環境だったのか、お話しました。
5億年前と聞いても、あまり実感できないですね。実際、私も大昔の年代など大きい数になると、体験したことが無いのでイメージがわきません。
ただ、恐竜が生息していた頃は、約6500万年前~2億年前であったので、5億年前の地層は恐竜がいた頃より昔になります。先生方も、「かなり古いんだねー」と驚かれていました。

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午後は竜神峡に移動しました。ここが約1500万年前に海中であったこと。その中で生まれた火山体が、竜神峡周辺に広がっていることをお話ししました。遊歩道脇では実際に石を観察し、海水で冷やされてバリバリに割れ、観察したような角が尖った石が見られることなどを説明しました。

また、常陸太田市の特産品になっている「そば」や「凍みこんにゃく」が、この地域の地質や、常陸太田市を横断する「棚倉断層」と密接な関係にある、という話には、皆さん楽しんでもらえたようで、説明した私も非常に嬉しかったです。

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また、昼食には常陸太田市地域おこし協力隊と地元のお母さんが企画・作成した「里美御膳」をいただきました!
この御膳、全て常陸太田市で採れた食材で作ったそうです。今回いただいた御膳は「~はるのあしおと~」という名が付けられていました。ふきのとうの天ぷら、桜のゼリーなど、食べるのが勿体ない料理ばかりでした(しかし、とても美味しく、おかわりまでいただいてしまいました)。
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私は茨城に来て6年経ちますが、また新たに県北の良い場所を見つけることができました。まだまだ隠れたジオや名所がありそうですね!

皆さんも是非、常陸太田市の竜神峡や食事処に足を運んでみてください。
(小畑)
 

地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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