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茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

カテゴリー「地質の小話」の記事一覧

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中部日本一周!part 3

中部日本一週!part 2」に続いてpart 3です!これで最後です!

名古屋で一泊して、3日目は早朝に出発して、一気に静岡の焼津へ。

焼津インターチェンジから数分のところにある「焼津さかなセンター」。
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焼津の海の幸が、ここに終結しています。普通に魚を売っている店がほとんどですが、そういったお店の中に食事ができるところもあります。ここで3日目の朝食(!)です。海鮮丼を食べたのですが、とっても美味しかったです。写真を撮っていなくて見せられないのが残念!

海の幸でおなかを満たして、次の目的地は「海ほたる」です。
1度も行ったことがなかったので、これを機会にと。
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風が強くて大変でした・・・。それにしても人が多い!海ほたるに来るまで知らなかったんですが、千葉から海ほたるに来て、そこで買い物などして、千葉に帰る人が多いようです。サービスエリア(?)でUターンできるなんてしらなかった。

で、海ほたるで昼ごはん。普通のラーメン。

ところで、海ほたるで見た案内板にこんなものがありました。

「日本の道路トンネルの長さランク」
  1. 関越自動車道、関越トンネル:11.1km
  2. 東海北陸自動車道、飛騨トンネル:10.7km
  3. 東京湾アクアライン、アクアトンネル:9.6km
これを見てびっくり。今回の中部日本旅行で、なんとベスト3を全部走っていた!思い返せば確かにどれも長かったなー。行き当たりばったりの旅行だったわけではなくて、走るルートは事前に考えていたものだったけれど、これは気付かなかった。

意外な事実にびっくりしたところで、今回の中部日本一周旅行は終わり。水戸へ帰ります。それにしても社会人になる前に行きたかったところへ行けてよかった。それに事前に調べた以外に現地ではじめて知ることが多かった。まさに「百聞は一見にしかず」??

移動が多くて大変だったけれど、こんな忙しい旅行は学生のうちだけでしょう。いい思い出になりました!
(伊藤)
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中部日本一周!part 2

中部日本一周!part 1」に続いてpart 2 です。

日光から関越、北陸自動車道を通って、一気に福井県に到着。ここで一泊です。

朝になって向かったのは、国の天然記念物かつ名勝に指定されている「東尋坊」です!
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おおっ!これまたすごい柱状節理!柱状節理好きとして一度は訪れたかったところで、大興奮です!(笑

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ここでは「おお」とか「すごい」とかしか言葉が出ませんでした。本当にすごい景色です。なにより遠くから眺めるだけでなく、近寄れるので。

「東尋坊」の地名は調べれば解説しているサイトがすぐ見つかると思うのでここでは触れず、その形成について触れてみたいと思います。

実際に行く前に「東尋坊」について調べていたのですが、色々なサイトに「輝石安山岩の柱状節理は、世界的にも貴重で東尋坊を含め世界で3箇所しかない」とか何とか・・・。うーん、輝石安山岩は日本でも普通によく見られる火山岩だし、その柱状節理もよくあるはずなんだけどなぁ、と思いつつもっと調べてみると、「これほどの規模のものは世界で3箇所しかない」という記述を発見。なるほど、それなら納得。

どうやら多くの人が「規模」というキーワードをどっかにやってしまって、おそらく「何だか良くわからないけれど輝石安山岩の柱状節理らしいぞ」というような感じに理解して、それ自体が世界で3箇所にしかないと思ってしまったようです。そして、みんながそのように思ったというよりは、そのように解釈してしまった誰かの記述を見て、他の人も「なんだかそうらしい」というように思ってブログなどで東尋坊を紹介してしまっているようです。

そういうわけで、どこにでもある「輝石安山岩の柱状節理」で、世界で3箇所しかないくらいの規模を持つ東尋坊ですが、part 1で紹介した華厳の滝で見られる柱状節理とは、形成過程が異なっています。

華厳の滝の柱状節理は、男体山の活動によって噴出した溶岩流が冷えることで柱状節理ができました。このとき、溶岩流を冷やしているものを大きく分けると、溶岩流の下面に触れている地面と、上面に触れている大気ということになります。一方東尋坊は、1200~1300万年前にマグマが地表には噴出せず、地下で地層の隙間に入り込んだものが冷えて固まったものだそうです。つまり貫入岩です。

マグマが触れている周囲の岩石(母岩)の近くでは、マグマは比較的早く冷えるので径の小さな柱状節理ができ、マグマの中心部は逆にゆっくり冷えるため径の大きな柱状節理ができます。吉澤(2005)では、その径の大きさの分布から東尋坊溶岩の形成当初の形態を推定し、その時から現在では海食によって3分の2が失われたと述べています。

今後数年~数十年経っても現在の東尋坊の景観が大きく変わることはないと思いますが、いつかはなくなってしまうのでしょうね。

東尋坊を後にして、石川県の兼六園へ。まだ梅は2~3部咲き程度でしたが、きれいなところでした!
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そして兼六園の次は、南下して岐阜県の白川郷です!
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雪の中でがっしりと立つ合掌造りの家々は魅力的です。こんな家に住んでみたいなと思いつつ、でも大変だろうなとも思ってしまったり。あと、古き良き日本の風景と思っていたのですが、明治になってから立てられた合掌造りもあるようです。思っていたよりも新しい。

白川郷を後にして、名古屋へ。

きれいに輝く名古屋城です。しゃちほこも見えますね。
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夕食は味噌煮込みうどん、きしめん、みそかつ、手羽先と名古屋名物を堪能して、ここで2泊目です。
つづきはpart 3で!
(伊藤)

中部日本一周!part 1

日本一周ならぬ「中部日本」一周?に行ってきました!

修論もなんとか書き上げ、4月からの社会人生活に向け、研究室や一人暮らしの部屋の片付け、後輩への引継ぎなど、やることはまだあるわけですが、社会人になって本当に忙しくなる前に、前から機会があれば行ってみたい!と思っていた場所へ、同期のS君と出かけることにしたのでした。

2人が互いに行ってみたいところを挙げ、ルートも考慮して2泊3日程度で行けるプランを考えた結果、タイトルの中部日本一周になりました。

出発は水戸。そこから日光(栃木県)へ。
まずは、世界遺産となった日光東照宮。まさに豪華絢爛。独特の空気を感じます。
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日光では次いで、華厳の滝に。
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落差97mの華厳の滝は、日本三名瀑の1つといわれています。他2つは、袋田の滝(茨城)と那智の滝(和歌山)と言われていますね。那智の滝だけまだ見たことがありませんが、迫力だけなら袋田の滝の方がいいかな。袋田の滝に比べると華厳の滝は観瀑台からの距離が遠いのと、水量がそれほど多くない時期だったからかもしれません。

案内板を見ると「華厳滝を囲むこの大岩壁は上部から安山岩・集塊岩・石英斑岩とで形成され・・・」とあります。ただし三野(1958)では、上部から、上部安山岩、上部集塊岩、下部安山岩、下部集塊岩の4層から成るとしています。そのうち上部集塊岩と下部安山岩の境界から、滝の上流の中禅寺湖からの漏水が華厳の滝で湧水となり、十二滝と呼ばれる滝を形成しています(早川・松倉,2003)。

この安山岩、つまりは火山から噴出したマグマが固まってできた岩石(火山岩)なわけですが、滝の北方に位置する男体山のおよそ2万年前の活動によって形成されたそうです。その後の水の侵食がこれだけの景観を作ったと考えると、なんだかすごいですね。

滝を正面に見て右側の岩壁にはきれいな柱状節理の露頭が見られます。
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柱状節理好きとしてこれは大興奮!(笑

ここで、柱状節理について。

柱状節理は文字通り、「柱状」の「節理(岩石の割れ目)」のことです。デロっと流れ出た溶岩流(900~1200度ほどある)は、あるところで定置しますが、溶岩流の下面は地面に、上面は大気に触れているので、そこから冷却することになります。すると溶岩流の下面あるいは上面の、等間隔に並んだ点を中心に溶岩が収縮します。
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そのため、ある点とその隣の点との間には、隙間ができてしまいます。これが節理となり、冷却面に対して垂直な方向に節理が伸びるため、柱状となるのです。ちなみに柱状節理の断面は、きれいなものは下図のように5角形や6角形をしています。これは冷却時に収縮の中心となる点を配置するとき、最も均衡のとれた形だからと言われています。これぞ自然の摂理(節理!?)ですね!(笑
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仮に溶岩流が斜面を流れた場合でも、節理はあくまで冷却面に対して垂直にできるため、自然に無理なく節理をつくるとなると、節理はカーブを描くことになります。
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この変形した柱状節理は実際に上の写真の右下付近で見えますね。

以上、柱状節理のちょっとした解説をしてみました。わかっていただけたでしょうか??

ところでこの滝は、エレベーターで100mほど地下に降りて、短いトンネルを歩いたところにある観瀑台から見られます。袋田の滝もトンネルを少し歩いたところにある観瀑台から滝を間近に見ることができますが、これだけの滝なら自力で山道を下ってでも見る価値があるというか、そうでもしないと滝に失礼な気がしてしまいました・・・。

この後は一気に福井県へ行って1泊!
続きはpart 2へ!
(伊藤)

火山をつくろう!

10月10から12日にかけて、神奈川県立生命の星・地球博物館にて火山学会秋季大会が行われました。

僕はそのなかでポスター発表を行いましたが、今回はその話は置いておいて・・・

学会に合わせて、隣接する温泉地学研究所で「火山をつくる」実験が行われたのですが、これがとてもおもしろかったので紹介します!


火山を作る過程を、順を追って紹介していきます。

まずは火山をつくるための台を準備します。台の中央には火口となる穴が開いています。
木やプラスチックのボードでも作れそうですね。
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次に使い古した油です。
これがドロドロのマグマの代わりになります。油には固めるテンプルを入れておきます。40℃以下になると固まるので、60数℃に保温します。
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火山はドロドロの溶岩を流すこともありますが、同時に火山灰や軽石など、火砕物(テフラ)と呼ばれるものも噴出させます。これを色砂で代用します。色は数色あると、最後におもしろくなりますよ。
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油と砂を準備したら、プラスチックの「マグマ溜り」にそれぞれ入れます。
油を扱うときはやけどしないよう気をつけてくださいね。
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まずは、油を入れた容器を台にセット。実験で使用したものは、容器を台の穴にネジのように回して固定できるように加工してありました。

セットして、容器をそーっと押してみると・・・
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溶岩流が出てきました!台が平らなので、火口の周り全体に溢れています。30秒ほどすると溶岩は冷えて固まっていきます。

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溶岩を流す前にある程度冷やしてやると、さっきのようにさらさらとは流れず、もこもこと高まりを作りました。まるで溶岩ドーム!?

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溶岩流を流して、冷やしてを何度も繰り返すと、溶岩流が何枚も積み重なっていきます。



油の次は、テフラを噴出させてみましょう!

油が火口を塞いでしまっているので、棒を火口の上から落として通路を開けてあげましょう。この作業を忘れると、思わぬところから噴火が起きてしまうので忘れずに!
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砂を入れる容器には、下の方にあらかじめ小さな穴を開けておきます。砂を入れたら火口にセットし、容器の穴にエアーダスターのノズルを差込みます。

そうしてエアーを容器に送り込むと・・・
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テフラが勢い良く出てきました!噴煙柱です!
砂が目や口に入るかもしれないので、メガネやマスクをしておくといいですね。

噴煙柱の高さの限界に挑戦!?
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テフラを多く噴出した火山は、下のように火砕丘をつくります。
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溶岩流とテフラを交互に何度も噴火させると、火山がどんどん成長して高くなっていきます。
はじめは四方に広がって流れた溶岩流は、次第に低い方へ谷を埋めるように流れるようになり、1つの方向性をもって流れるようになります。
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流しすぎて台から溢れそうです・・・。

溶岩流と降下テフラの噴出を繰り返した火山の断面を見てみましょう!
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きれいに積み重なっていますね。これが成層火山です。砂の色を変えながら何度も噴火させるとさらにキレイになりますよ。


お父さんお母さんはきれいな火山を作ろうと計画的に噴出させるマグマの量などを考えていましたが、子供達はどうでもいいようで、溶岩流をドバっと流したり、テフラを延々と噴出させ続けたりと、お父さんお母さんを困らせていましたね・・・。

それでも少しずつ成長していく火山を見て、みんな楽しそうでした!
材料は全てホームセンターで揃うようなものですので、皆さんもぜひトライしてみては!?

*実験を行う場合は、汚れてもいい場所・格好で、安全に十分気をつけて行ってください!
(伊藤)


シャツキー海台

皆さん今日は、プロジェクトメンバーの松原です。

私は現在、日本とハワイの中間くらいの太平洋上にいます。と言ってもちょっと季節外れの夏休みではありません。ジョイデスレゾリューション号(以下JR号)と言うアメリカの海洋掘削研究船に乗って地質調査をしているのです。


みなさんは大規模海台というものを御存知でしょうか?今から約一億年くらい前の白亜紀、地球全体で火山活動が活発になり、様々な場所で火山活動が起こりました。その中でも溶岩台地(デカン高原等)や大規模海台(オントンジャワ海台等)は短期間に大量の溶岩が噴出してできたとても特徴的なものです。

現在私たちは、白亜紀のはじめに太平洋の海底に噴出した大規模海台「シャツキー海台」を調査しています。この海台は日本の本州ほどの大きさがあり、玄武岩(黒い色をした火山岩)でできています。実は、このような大規模海台の形成メカニズムはまだ分かっていません。本航海では大規模海台を調べ、その形成メカニズムを明らかにすることを目的にしています。

さて、では実際にどのように調べるのでしょうか?シャツキー海台は水深が3000m以上ある海底にあるので一般的な地質調査のように野外を歩いて調査するわけには行きません。私が始めに「海洋掘削研究船に乗って」と書いたのでお気づきの方も多いかと思いますが、洋上の船からドリルを下ろして海底を掘り、その石を調べるのです。


日本からの参加者は以下になります。

日本から参加する乗船研究者
佐野 貴司 (国立科学博物館)    Co-chief Scientist
三好 雅也 (京都大学)             Core Description_Igneous Petrologist
清水 健二 (海洋研究開発機構) Igneous Petrologist
石川 晃    (海洋研究開発機構) Inorganic Geochemist
大賀 正博 (同志社大学)          Paleomagnetist
安渡 敦史 (東北大学)             Micropaleontologist (foraminifers)
平野 直人 (東北大学)             Structural Geologist

そして私、
松原 典孝 (茨城大学)            Sedimentologist / Volcanologist

詳しくはJ-DESCのホームページをご覧ください。



さて、この航海の様子をこれから11月5日の調査終了まで随時レポートしたいと思います。よろしくお願いいたします!

ちなみに出航は9月9日でした。

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上の写真は現在乗船中の船、JR号です。海底を掘るための大きなやぐらが特徴的ですね。横浜の大黒ふ頭にて出航前の雄姿。

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これはドリルの先端です。

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夜のJR号。24時間掘削を続けるので夜間でも作業ができるようたくさんの灯りがついています。

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本航海の主任研究者3人。中央がスタッフサイエンティストのヨルグさん(アメリカTexas A&M University)、左がコチーフのウィルさん(アメリカTexas A&M University)、右がもう一人のコチーフである佐野さん(日本の国立科学博物館)です。


本日はここまでです。次回は船内の様子をお伝えしたいと思います。
(松原)

地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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