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茨城大学地質情報活用プロジェクトのブログ

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地熱発電?

はじめまして!!!
プロジェクト新規メンバーの土屋です。
これから、前回のブログ担当の畑中君以上に頑張って活動に参加していくので、どうぞよろしくお願いします。


さて、
今現在自分たちはゼミの発表の準備をしているわけですが、今回の記事でその内容を、少しだけお話したいと思います。

その内容は、地熱発電についてです!



地熱発電とは、深さ3km程度までの比較的地表に近い場所に蓄えられた地熱エネルギーを資源として利用するもので、これには地熱発電のほか、温泉・暖房・熱水利用(家庭用、農業用、工業用)といった用途があります。


 ↑ 1966年に日本で初めて運転を開始した松川地熱発電所(岩手県)
(画像元 経済産業省東北経済産業局地熱に関するページより)


地熱発電は、地下に存在する蒸気を利用してタービンを回し、発電するものです。
火山の近くでは、地下20kmほどの深さにマグマ溜まりが存在し、周囲の岩石を熱しています。
そこに、地下の岩石の割れ目から雨水などが入り込み、熱せられた岩石の近くにたどりつくと、水は蒸気となり、上昇しようとするのですが、
 
地表の浅いところでは深い所に比べて温度・圧力が低いため、熱水に溶けていた成分が残り、出口をふさいでしまいます。

これが、下図のピンク色の細い線で描かれた部分(地熱貯留層)です。
地表から、この部分をねらって穴を掘れば高温高圧の蒸気が得られ、地熱発電ができるわけです。


冷水 温水 熱水 沈澱鉱物 マグマ 地層

(画像元 日本地熱学会日本の地熱エネルギーより)



地熱発電の長所は、天候に左右されず、限りない資源が存在するところにあります。
また、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとしても注目されています。
逆に、短所もあり、発電量が少なく、火山帯の地下水をくみ上げるために、場所が限られてしまいます。
そのために、ある特定の地域の発電には向いているともいえますが。。。

また、地熱発電のコストはというと、1キロワット当たり16円と、火力発電や原子力発電の9~10円に比べて高くなってしまいます。


日本における電力発電の割合を、みなさんは知っていますか?
原子力発電が約30%などなどであるのに対し、、、
地熱発電はなんと0.3%(2006年時点)しかないのです。
全国には18ヵ所あり、その多くが東北や九州といった山地に多く建てられています。


地学を学ぶ者としてはちょっと残念ですが、、、それはさておき、

この理由としては、やはりコストが高く、事業としては負担がかかりすぎてしまうからです。
また、火山付近などは、国立公園などに指定されていることも多く、地熱発電所を建設するような広い面積を確保できないという理由もあります。


しかし、日本には火山が多く存在するので、非常に多くの潜在する地熱エネルギーを持っているわけです!


自分たちは電気が無くては生活できません。
近年、枯渇性エネルギー(石油、石炭)の値段高騰や、地球温暖化対策の一つとして、地熱発電の拡大が期待できます。
しかし、高いコストを、いかに低くするかが問題になると思われます。

今のところ、どの発電方法が一番良いとは一概には言えませんが、

ただ一つ言えることがあるとすれば、それは、、、


みなさん、電気は大切に使いましょう!!
(土屋)
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地質情報活用PJとは

地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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