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平磯学習センターにて

8月5日、ひたちなか市の平磯学習センターにて、小学生を対象とした講習会を行いました。

今回の参加者は、小学生3年生が12人、5・6年生が1人ずつの計14人です。



曇りの予報でしたが、当日はよく晴れて、とても暑い一日となりました。



午前中は海岸へ行き、子どもたちに礫や砂、泥が水平に堆積すること、そしてそれが大地の動き(地殻変動)によって北側に傾いていることなどを説明しました。

礫、砂、泥は順番に堆積するため、礫岩層・砂岩層・泥岩層がしましまに重なっています。これを「タービダイト」と言います。

タービダイトについて、礫、砂、泥、水の入ったペットボトルを使って説明していた時、「上にいくほど粒が小さくなっているね」と、教えるよりも先に「級化構造」に気づいた子もいました!



さらに、ここではアンモナイトの化石探しも行い、最終的にアンモナイトの一部(?)と思われる化石を発見することができました!



少し移動し、「鬼の洗濯板」と呼ばれる地形を観察しました。それが下の写真です。
ddfmkhwz_479hpw9cnc6_b.jpg


ここでは、飛び出した部分とへこんだ部分が交互に重なっている様子が見られます。



重なっている礫岩・砂岩・泥岩が削られるとき、礫岩より砂岩が、砂岩より泥岩のほうがやわらかいため、泥岩部ほど削られます。

すると、礫岩層や砂岩層は飛び出し、泥岩はへこむという、洗濯板のような地形ができあがるのです。

ddfmkhwz_494hbbqfjcm_b.jpg

これを説明すると、「ほんとだ」「粒の大きさがちがう」など、ちゃんと理解し観察してもらうことができました。




午後は平磯学習センターに戻り、地球の歴史や白亜紀の平磯海岸の様子について説明をした後、三葉虫とアンモナイトのレプリカ作りを行いました。


石膏と水を混ぜ、型に流し込んで待つ!

というと簡単なようですが、水と石膏の分量を微調節したり、泡立てないように慎重に混ぜたり……といろいろと気をつけながら作りました。
ddfmkhwz_480dqb93mrp_b.jpg
一度作り方を覚えると、子どもたちは「家族の分も作る!」と言いながら次から次へと作っていき、多い子はなんと14個!も作っていました。


石膏が固まると、おのおの絵具を使い、着色の時間です。
ddfmkhwz_481p2x433c3_b.jpg


本物の化石標本のような色や、図鑑を見て生きていた時の姿に似せて塗られたレプリカもあれば、濃いピンク色や金色の三葉虫、さらにキャラクターが描かれた芸術的なアンモナイトも出来上がりました。


今回これまでとは異なり、小学生を対象とした講習会ということで、一日の流れの組み方や説明の仕方など、私たち自身もとても勉強になりました。




これから先、まだまだ夏休みは続きますので、平磯海岸や、近くの那珂湊漁港へ遊びに行かれる際には、ぜひ家族で「鬼の洗濯岩」やタービダイト、さらにはアンモナイトの化石を探してみてくださいね!


平磯海岸の地質観光まっぷのダウンロードはこちら
(斉藤)
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地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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