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空から豆が降ってきた!

地球は神秘に満ちています。とっても不思議なことが当たり前のように起こります。


時に、空から豆を降らせることもあるのです。


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上の写真をご覧ください。これが降ってきた豆を含む地層の写真です。この豆は、細かな火山灰でできており、火山豆石(かざんまめいし)と呼ばれるものです。

火山豆石は、火山が爆発的な噴火を起こしたとき、火山灰が空高く舞い上がり、上空で水滴や雲粒、火山灰の粒などに、表面張力や静電気力などにより火山灰がくっついて固まったものです。このうち、落下しても壊れない強度を持ったものが火山豆石として地表にもたらされます。大きさは1cm以下のものが大半ですが、中には2cmを超える大きなものも見られます。同心構造で、しばしば表面に細粒の層が見られます。


皆さんの記憶に新しい雲仙普賢岳の大噴火。実はこの時も火山豆石が降ったことが報告されています。

写真家・サイエンスライターの白尾元理氏はそのときの様子を「1991年5月末、噴火をはじめたばかりの雲仙普賢岳の山麓にいた。空は梅雨の走りを思わせる一面の曇天、小規模な火砕流から立ち上った赤黒い噴煙が頭上を覆った。まもなく直径数mmの凝集した火山灰の粒がパラパラと雨のように降ってきた。それが火山豆石だった。」と報告しています。


火山豆石はほかに、一度堆積した細かい火山灰の上に雨粒が落下し、またそれが転動してできることもあるとの説があります。

茨城県では、おおよそ1700万年前に堆積した北田気層大沢口凝灰岩部層(きたたげそうおおさわぐちぎょうかいがんぶそう:大子町~日立大宮市にかけて分布)や、小貝野層(おがいのそう:日立大宮市周辺に分布)中の細粒凝灰岩中に見ることができます。これらの層は真っ白いのが特徴で、大谷石と同じ軽石質凝灰岩と一緒に見られます。

皆さんも是非探してみてください!下の写真は上小川駅近くの大沢口に露出する大沢口凝灰岩部層の露頭と、そこで見られる火山豆石です。
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(松原)
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地質情報活用プロジェクトとは、茨城大学で地質学を専攻する学生によるプロジェクトです。プロジェクトでは、地質の見所をまとめた地質観光まっぷの製作や、その見所をプロジェクトメンバーが実際にご案内するジオツアーを行うなど、ジオツーリズムによる地域振興を目指しています。

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